昨年末に新ルート開拓のため、台湾へ渡航しました!!
そのときの様子を少しだけ報告します~
本当はもっと面白いことがたくさんあるのですが、企業秘密な内容が多く、
ほんの一部の公開となっています.
台湾は、日本と同じ観賞魚の市場が盛んです. 昨今、低迷している日本より
活気があるかも知れませんね.
今回の目的は、以前より仲良くして頂いている取引先への訪問.
そして、ここ数年、入荷ルートが途絶えているオニテナガエビの入荷ルートを
開拓すること!!です.
↑取引先ストック場の様子です
台湾淡水魚の取り扱い以外にも、色々な魚のブリードをしております.
特に淡水エイのブリードには力を入れているようです.
現在、台湾とはいえ気温が低く、台湾淡水魚はシーズンオフです.
↑弊社スタッフが魚をセレクト中~!!ブリード物ではありますが、
ファームにてクオリティの高い魚をセレクトしてきました!!
トリートメント後の販売を開始致します~
場所は変わり、屋外ファームを見学!!こちらは食用です~
台湾の養殖場は規模が大きいですね~☆
↑棚田のように山の斜面を利用した養殖池です.
一辺50m以上はある広い池が数十個と見渡す限り並んでいます.
一番下の写真に自動給餌器に餌を補充する人影が映っていますが、
空間の広さが伝わるでしょうか??
↑ニジマスの稚魚 まだ生まれたばかりでヨークサックを付けています.
↑チョウザメ 1m以上ある個体が数百匹と泳いでいます.
↑1匹だけ出現したというゴールデンタイプ!!交渉しましたが売ってもらえません
でした(笑)
↑この群は何だと思いますか??
食用に養殖されているブラックバスなんです!!!日本ではあり得ない
光景ですよね~スーパーマーケットなんかで普通にバスが売られています.
その他、1mオーバーのアオウオ、コクレンなどがたくさん泳いでいました.
その後、取引先の顧客であるという方のお宅へお邪魔することに・・・
お宅といっても個人規模ではなく、国定公園です.
彼のコレクションの一部を紹介させて頂きます.
↑近くには、こんな綺麗な川が流れています~
サワガニを捕まえようと思ったのですが、国定公園なので採集禁止の
看板が・・・諦めました.
以下コレクションの一部ですが、日本では所有を規制されているものが
含まれますので、貴重な画像です.無断転用はご遠慮願います.
弊社スタッフの「台湾で釣りがしたい」という強い希望にて・・・・
取引先の方に海へ連れて行って頂きました.
↑何かいるかも!?と磯を散策してみましたが・・
↑徳島の海でも見かける巻貝のみ(涙)
真夏だと面白い生き物に出会えるんでしょうね~ 次回は夏!!
↑夕日を背景に釣りを満喫☆
↑港付近の水路にてナイトフィッシングも~
↑取引先の方に食事をご馳走になりました!! 謝謝 m(^^)m
台湾料理は、ほんとうに美味しいですね~
さて、最後に今回のメインイベント!!
↑最近、よくTVでも紹介されている台湾のテナガエビ釣堀です~
友達、カップルで釣りをのんびり楽しむ人もいれば、大勢で居酒屋的な
利用をしている方もいます.釣ったエビをその場で調理してくれるんです!
「ここで最近のエビ事情」
今まで、インドネシアやタイから主に輸入していたオニテナガエビですが、
(特にクルマエビ属に対して厳しいのですが)感染症対策などの問題で
各国が相次いでLIVEシュリンプの輸出を規制しています.
そこで、今回、輸送コスト的にも妥当な台湾をターゲットとしました.
本当は、台南や高雄へ行けば、大規模な養殖場があるのですが、
小ロットでは取引が出来ないこと、輸出空港へ距離が離れていることを
考慮し、↑↑ここを選びました(笑)
↑まずはエビ釣りを楽しみましょう~!!
エビ釣堀は台湾にたくさんあり、規模も様々ですが、今回訪れた釣堀には
「小型池」、「大型池」、「特別池」、「魚池」がありました.
「特別池」は凄いです!!なんと、海水池なんですが、オマールエビやイセエビ、
ノコギリガザミ、その他のエビ、カニが釣れます!!
まぁ釣堀の利用料も凄いです(苦笑)
一般的に竿はレンタルですが、中にはマイ竿で本気の人もちらほらと(笑)
我々は大型池で挑戦しました~
↑取引先の方々と一緒に・・・完全に楽しんでます(笑)
↑2時間での釣果
まずまずでしょうか??
楽しんだ後はしっかりとビジネスです!
↑ 持参したのは毎度お馴染みの梱包セット!!
周りの人も「何を始めるんだ??」と困惑気味
↑取引先の方に、釣堀の責任者と交渉してもらっています.
↑交渉成立
釣堀のバックヤードにて
設備は、日本のクルマエビ業者さんと同じ感じでした.
台湾南部のファームから運んできた生体を一時ストックしています.
良個体をセレクトし、取引先のストック場へ持ち帰りました.
ストック場では、1匹ずつ状態を確認しながら、ケンカしないように
パック詰めを行い、深夜(早朝?)まで水合せを行いました.
今回、トライアルのため、オス、メス合わせて100匹程度でしたが、日本への
着荷状態も問題なく、成功だったと思われます.
今後の入荷が安定するかどうかですが、現地の方だけに委ねて入荷が実現するか
どうかがカギとなりそうです.
最後に台湾の食用魚事情
恒例のスーパーマーケット!!
↑東亜諸国では、ティラピアやバラマンディは一般的ですが、
タマカイ、なぜかマナグエンセが並んでいたのは面白かったです!